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12月5日代表質問「スポーツイベントにおける食品ロスの削減について」

12月5日令和6年第3回定例会でのあらい 絹世 県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

あらい 絹世議員 質問:

大規模スポーツ大会など、スポーツイベント開催時の食品ロス対策について、県ではどのように取り組んでいこうと考えているのか、見解を伺う。

スポーツ担当局長 答弁:

スポーツイベントでは、進行に支障が生じないように、大勢のスタッフが限られた時間の中、会場近くで昼食をとることが求められますが、事前に弁当を用意すると、結果的に余ってしまうこともあるため、食品ロスの削減は重要な課題となっています。
こうした中、ミールチケットの活用は、食品ロスの解消はもちろん、地域経済への貢献など、様々な面で効果的な取組であると認識しており、県では、先日横浜で開催したデフリンピック一年前イベントにおいて、イベント内のキッチンカーで利用できるミールチケットをスタッフに配布しました。
一方、イベントによっては、会場近辺に十分な数の飲食店がなかったり、キッチンカーの手配が難しい場合があります。
例えば、県が実施している「かながわ駅伝」では、周囲に飲食店が少ない丹沢湖を会場としていることから弁当を提供していますが、前日にスタッフの出欠を確認し、全て消費されるようにしています。こうした取組も食品ロス対策の一つと考えています。
県では、今後も、地元の市町村や経済団体などと連携しながら、イベントの状況に応じ、食品ロスが生じない方策を検討し、県の取組を広く情報提供することで、食品ロス削減の取組を広めていきます。

要望:

また、スポーツイベントにおける食品ロスの削減については、先日のデフリンピックに関係するイベントでミールクーポンを配布していただいたと御答弁がありましたけれども、今回はスポーツイベントに焦点を当てましたが、スポーツイベントだけではなく、県が行う様々な分野のイベントでも取組みを行えると思います。

さらには、県が主催するスポーツイベントに限らず、市町村や民間団体が行うイベント、例えば2027年に開催されるGREEN×EXPOにおいても、実施が可能だと思います。今後、大規模イベントを誘致する際にも、こうしたSDGsの対応が誘致の成功の決め手の1つにもなると思いますので、食品ロスの削減に積極的に取り組んでいただくことを要望させていただきます。