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12月5日代表質問「「昭和100年」に向けた県の取組について」

12月5日令和6年第3回定例会でのあらい 絹世 県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

あらい 絹世議員 質問:

再来年の2026年は、1926年の昭和元年から100年を迎える。
国は、100年の節目を迎えるに合わせて記念事業を開催する準備をすすめるため、内閣官房に専門部署を設置することを明らかにした。
今後、さらに魅力ある神奈川を目指すため、2026年の「昭和100年」の節目に、戦後の発展を築いた昭和の時代や当時の県政を振り返ることは、意義深いことであり、国の動きに合わせて、県としても取組を進めるべきと考える。
そこで、「昭和100年」に向けて、県はどのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

政策局長 答弁:

県庁本庁舎の再建など、関東大震災からの復興に始まった昭和時代の県政は、戦後、京浜工業地帯等の産業立地の整備に重点を置くことで、本県経済に大きな発展をもたらしました。一方、高度経済成長期には、人口の過密化や環境汚染などの課題も生じたため、人口の流入抑制や公害防止条例の制定等により、豊かな自然環境や生活環境の確保にも取り組んできたところです。また、全国に先駆けて情報公開条例等を制定するとともに、世界に開かれた国際文化県として、米国メリーランド州等との国際交流を推進するなど、創意と工夫により、地方の時代をリードしてきました。このように、今日、本県が高い経済力を有し、多彩な自然や豊かな国際性を誇ることができるのは、先進性を持って時代を切り拓いてきた昭和時代の県政が礎にあるからだと考えています。
こうしたことから、昭和100年を契機に、当時の社会状況や県政を振り返ることは意義のあることと認識しております。そのため、今後、国から示される予定の昭和100年の関連施策の基本的な考え方等を踏まえ、県として何ができるか、しっかりと検討してまいります。