12月5日令和6年第3回定例会でのあらい 絹世 県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
あらい 絹世議員 質問:
労働力不足の改善のために、今後、県としてどのように求職意欲喪失者の支援に取り組んでいくのか、見解を伺います。
知事 答弁:
これまで、県は、就労支援施設において、働く意欲のある人に対して、キャリアカウンセリングを中心とした就労支援を行ってきました。
また、求職活動を始めるきっかけを作るため、就職支援セミナーや企業の職場見学会なども、県内各地域で行ってきました。
しかし、国の調査によると、働くことを希望してはいるものの、「希望する仕事がありそうにない」などの理由で、意欲を失い、求職活動をしていない方が、県内には約5万7千人いると推計されています。
今後、生産年齢人口が減少する中、労働力不足を改善していくためには、様々な理由により求職活動への意欲を失くした方を、積極的に就業につなげていく必要があります。
そこで県では、求職意欲喪失者の方に、再び求職活動を始めてみよう、という気持ちになってもらうため、多くの方の目に触れるインターネット広告等を活用し、就労支援施設等の取組の周知を図ります。
また、仕事に長期間のブランクがあっても、求職活動に踏み出せるよう、再就職への不安を軽減できるセミナーの実施も検討していきます。
こうした取組を通じて、求職意欲喪失者の方を、一人でも多く就業につなげられるよう、工夫して取り組んでまいります。