12月2日令和6年第3回定例会での渡辺 紀之県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
渡辺 紀之議員 質問:
GIGAスクール構想は、第2期、いわゆる「NEXT GIGA」を迎えている。第1期では、多くの自治体が端末の調達を市町村ごとに実施したが、第2期では、国は、都道府県単位で共同で端末の整備・更新を行うよう示したと承知している。
端末の調達にあたっては、県教育委員会がリーダーシップを発揮して、市町村教育委員会のニーズを的確に把握しながら丁寧に進めていくことが必要と考える。
そこで、県内公立小・中学校におけるGIGAスクール構想第2期の実施に向けて、今後どのように進めていくのか、見解を伺う。
教育長 答弁:
公立小・中学校におけるGIGAスクール構想第2期に向けた取組についてお尋ねがありました。
GIGAスクール構想によって、公立小・中学校に整備された端末の更新にあたって、国は、県による共同調達など、より効率的な整備を求めています。
一方、現在の端末は、市町村がそれぞれ調達したため、その仕様や保守に関する契約内容等は、自ずと異なっています。
そこで県教育委員会では、本年5月に、全ての市町村からなる共同調達協議会を設置し、スケールメリットを発揮できる共通の仕様づくりに向け、議論を重ねてきました。
具体的には、各市町村が希望する端末の仕様等を共有したうえで、専門知識のある事業者からアドバイスを得ながら調整を進めるなど、共通理解が得られる工夫を図りました。
その結果、9月には、調達する端末の共通仕様書を協議会として決定するなど、今後の更新に向けた取組は、概ね順調に進んでいます。
本県における第2期の端末整備は、来年度以降にピークを迎えますが、引き続き、県がリーダーシップを発揮し、効率的に進めてまいります。