Skip to content

9月17日代表質問「インクルーシブ教育のさらなる推進に向けた取組について」

9月17日令和6年第3回定例会での新堀 史明県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

新堀 史明議員 質問:

本県のインクルーシブ教育をさらに進めて行くためには、改めて「インクルーシブ教育」の意味や推進の考え方を市町村と共有し、県としてリーダーシップを発揮して取り組んでいくことが重要ではないかと考える。

そこで、県教育委員会におけるインクルーシブ教育の推進の考え方及び、今後のさらなる推進に向けて、どう取り組んでいくのか、見解を伺う。

教育長 答弁:

インクルーシブ教育のさらなる推進に向けた取組について、お尋ねがありました。

共生社会の実現に向けて、教育分野では、全ての子どもが、同じ場で共に学ぶ環境づくりが重要です。

県教育委員会では、県立高校に、インクルーシブ教育実践推進校を導入するなど、全国に先駆けた取組を行ってきました。

また、本年3月には、海老名市を「フルインクルーシブ教育推進市町村」に指定し、将来、市内の全ての子どもが、小・中学校で共に学べる環境を実現する、という思いを県・市で共有しながら、検討を進めています。

我が国では、これまで、障害のある子どもは、支援体制が手厚い特別支援学校や特別支援学級で学ぶ方が良い、と考えられてきました。

そうした中で、インクルーシブ教育への理解を促進させるためには、子どもたちや保護者、教職員、県民の皆様などと、対話を積み重ねる必要があります。

この考えのもと、今年度は、海老名市と共に、様々な「対話の場」を設け、インクルーシブ教育について「みんなで考える」取組を行っています。

県教育委員会としては、こうした取組を通じて、全県的な機運醸成へとつなげ、インクルーシブ教育の更なる推進を図ってまいります。