Skip to content

9月20日一般質問「国際園芸博覧会を契機にした観光振興について」

9月20日令和6年第3回定例会での田中 信次県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

田中 信次議員 質問:

GREEN×EXPO 2027の更なる機運醸成と県内各地への誘客の手法として、「デスティネーションキャンペーン」の活用について、どのように考えているのか。また、現在、県が検討しているステージパフォーマンスについては、どのように展開していこうと考えているのか、見解を伺う。

知事 答弁:

まず、「デスティネーションキャンペーン」の活用についてです。

JRグループが全国規模で展開する「デスティネーションキャンペーン」は、これまでの国際博覧会での実績を見ても、イベントの機運醸成や、観光PRとして高い効果が上がっていました。

そこで、GREEN×EXPO2027開催時期に合わせて、このビッグキャンペーンが実施できるよう、横浜市と共同してエントリーします。

本県でもこのキャンペーンを最大限活用して、3年後のGREEN×EXPO開催を機に、本県の魅力を国内外に広く知ってもらい、県内各地を周遊していただけるよう取り組んでいきます。

次に、県が検討しているステージパフォーマンスについてです。

GREEN×EXPOの県の出展のメインテーマは、「いのち輝く“Vibrant INOCHI”」としています。

このテーマを来場者にわかりやすく伝え、多くの共感を得るため、オリジナルミュージカルを中心に、魅力的なコンテンツを制作し、上演していきたいと考えています。

県では、GREEN×EXPO2027を大いに盛り上げるとともに、本県の魅力で多くの観光客を引き寄せる、「いのち輝くマグネット神奈川」の具現化に向けて、しっかりと準備を進めてまいります。

 

田中 信次議員 再質問:

GREEN×EXPO2027の会場に人を呼び込むためのステージパフォーマンスの展開について伺いましたが、会場そのものの魅力向上に加えて、GREEN×EXPO2027の開催を契機に、そのテーマと関連させた地域の魅力を発信していくことも重要だと考えますが、どのように取り組んでいくのか、知事の見解を伺います。

 

知事 答弁:

GREEN×EXPOの開催を見据え、今年度は、観光情報ウェブサイト内に、新たに「花」をテーマとした特設ページを設けます。
まず、GREEN×EXPOの機運醸成に向けて、県内の花や緑を題材としたフォトコンテストを実施し、その受賞作を特設ページに掲載します。
さらに、県内の花の鑑賞スポットや、季節ごとの見頃の情報、モデルコースなどを掲載し、「花」を通じて、各地域の魅力を発信してまいります。

要望:

GREEN×EXPO2027を契機にした観光振興の取組として、デスティネーションキャンペーンの活用やステージパフォーマンスの実施について答弁いただきました。

県内外から多くの方が訪れることが期待されるGREEN×EXPO2027は、本県の魅力をPRする絶好の機会であります。この機会を捉えて、デスティネーションキャンペーンを活用することで、GREEN×EXPO2027への集客とより多くの方の県内周遊の実現という相乗効果が得られるよう、国際博覧会協会や横浜市をはじめとした県内市町村、観光事業者等と連携していくことを要望します。