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9月25日一般質問「サーキュラーエコノミーについて」

9月25日令和6年第3回定例会での楠 梨恵子県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

楠 梨恵子議員 質問:

サーキュラ-エコノミーという概念を、事業やまちづくりに取り入れ、企業や関係団体と連携した仕組みづくりを、早急に検討することなどは、カーボンニュートラル実現に向けた取組を更に加速させるものである。

そこで、サーキュラーエコノミーを促進していくために、県としてどのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

知事 答弁:

本県ではこれまで、サーキュラーエコノミー、いわゆる循環経済につながる取組として、製造業や販売業など様々な事業者を対象に、プラスチック資源循環に関するフォーラムを開催してきました。

また、サーキュラーエコノミーをテーマとして、かながわSDGsパートナーミーティングを開催するなど、民間における取組を後押ししてきました。

さらに、脱炭素の推進に向けたベンチャー企業と大企業の連携を支援することにより、サーキュラーエコノミーに資する取組が生まれています。

サーキュラーエコノミーは、環境負荷の低減にとどまらず、資源投入量の抑制や、再生材の有効活用などにより、コストを削減することが可能であり、環境面に加えて経済面での効果もあります。

さらに、国内外で、サーキュラーエコノミーの市場規模は大幅に拡大することが見込まれており、事業者が取り組むメリットは大きいと考えています。

そこで、今後、県が開催する資源循環に関するフォーラムやミーティング等において、事業者にこうした効果等を幅広く周知していきます。

また、資源を循環させて有効に活用するためには、製品の製造・販売等を行う事業者と、資源の回収・再生を担うリサイクル業者等が、それぞれの取組をお互いに知ることも重要です。

そこで、先進的な取組事例を収集して事業者と共有し、事業者間の連携を深めていきたいと考えています。

こうした取組により、サーキュラーエコノミーを促進し、循環型社会の実現を目指してまいります。