6月18日令和6年第2回定例会での藤代 ゆうや県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
藤代 ゆうや議員 質問:
国は、いわゆるDXハイスクールを指定し、情報、数学等の教育を重視したカリキュラムなどを実施する学校に対して、必要な環境整備の経費を支援することとした。
これは、デジタル人材の育成に向けた取組であり、本県の県立高校も本事業に申請したと承知している。
この4月に国が採択校を公表し、これから各校で、具体的な取組が行われるところであると思われるが、事業の目的達成に向けて、県教育委員会としても採択校をしっかりと支援し、将来、デジタル等成長分野を支える人材の輩出につなげてもらいたいと考えている。
そこで、県立高校におけるデジタル人材の育成に向け、DXハイスクールの取組をどのように活用していくのか、見解を伺う。
教育長 答弁:
デジタル人材の育成に向けて、国が今年度から新たに始めた、高等学校DX加速化推進事業、いわゆるDXハイスクールについて、本県では、31の高校が採択されました。
このうち県立高校は20校で、県教育委員会がSTEAM教育やプログラミング教育などの研究校に指定している高校をはじめ、工業・商業の専門高校などが、採択校となっています。
採択校では現在、高性能パソコンや3Dプリンターなどを国庫補助により導入する準備や、大学・企業等の専門人材を活用した授業の検討などを行っています。
県教育委員会でも、AI・データサイエンスなどに関して、より高度な授業に活用できるデジタル教材や、連携可能な大学等の情報を提供するなど、採択校の取組を、積極的に支援していきます。
今後、各採択校で準備が整い次第、DXハイスクールの取組を開始し、データを活用した課題解決など探究的な学びを通じて、生徒の興味・関心を高め、将来のデジタル人材の育成につなげてまいります。