9月22日令和5年第3回定例会での田中信次県議による一般質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
田中信次議員 質問:
2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)は、「国際博覧会に関する条約」に基づき認定されたいわゆる「万博」であるとともに、国際園芸家協会が承認した最上位クラスの園芸博覧会であり、本県の都市農業をPRするうえで絶好の機会と考える。
そこで、国際園芸博覧会に県としてどのように対応していくのか、見解を伺う。
黒岩知事 答弁:
次に、国際園芸博覧会への対応についてお尋ねがありました。
2027年国際園芸博覧会の開催まで約3年半となる中、現在、主催者の国際園芸博覧会協会を中心に準備が進められています。
来場者数1,000万人以上が見込まれるこのビッグイベントは、花き園芸の振興にとどまらず、広く県内経済の活性化にもつながるものと考えています。
そのため、県は、博覧会協会に対して、会場建設費の補助や、職員の派遣によって支援を行っています。
また、博覧会の知名度向上や機運醸成のため、県立植物園でのPRなどの準備を進めているところです。
そのような中、来る9月26日に、パシフィコ横浜で「GREEN×EXPO 2027共創キックオフ・ミーティング」が開催されます。
このキックオフ・ミーティングは、全国の自治体や大学、企業など幅広い関係者が、博覧会の目指すビジョンや共創の姿を共有し、博覧会への出展に向けた理解を深める場として開催されるものであり、当日は、私も出席して挨拶する予定です。
いよいよ、全国に向けて本格的な出展の要請が始まります。
今後、オール神奈川で博覧会を盛り上げ、成功に導くためには、県内市町村と一体となって取り組んでいく必要がありますので、県は、博覧会協会と連携して、県内市町村に参加を呼び掛けていきます。
そして、開催地の県として、この博覧会に自ら出展していくことについて、検討してまいります。
(要望)
次に、国際園芸博覧会への対応についてですけれども、出展検討するぞ、ということで、素晴らしい答弁だったなと思うのですけれども、これによって多くの地方自治体などが参加の呼び水になればいいなと思っていますし、また岐阜県とか北海道は花の条例なんかをお持ちですから、そういったところも積極的に参加してくれればいいなという感想を持ちました。
しかしながら、国際的なイベントで失敗は許されないなと思いますので、県庁内でも対応部署を設置するとか、人員の増強ということをこれから考えていかなければならないのかなという思いであります。
県庁内の人員のやりくり、厳しいということであれば新規雇用も踏み切る必要があるのかなという可能性もありますので、ぜひ積極的な動きに期待したいと思っております。