11月29日令和5年第3回定例会での藤代ゆうや県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
藤代ゆうや議員 質問:
将来、地域の産業界で活躍するものづくり人材の育成に取り組んでいる県立工業高校への進学を促進するためには、より多くの中学生やその保護者に工業高校の魅力を伝え、知ってもらうことが大切であると考える。
そこで、地域のものづくり人材の確保に向けて、県立の工業高校で行われている教育活動の魅力の発信を充実させることが重要であると考えるが、見解を伺う。
教育長 答弁:
県立の工業高校の魅力の発信についてお尋ねがありました。
現在、県立工業高校では、専門技術の基礎を学ぶ授業に加え、地域の企業と連携した現場での実習や、IT企業と連携した人材育成の取組など、特色ある教育を行っています。
こうした学びの魅力を、小・中学生に広く発信していくことが、工業高校への進学の促進につながると考えています。
県教育委員会ではこれまでも、全公立展や産業教育フェアなどのイベントで、工業高校の生徒がものづくりの魅力を、来場者に直接PRする機会を設けてきました。
高校生が、日頃の学びの成果を熱心に披露し、それを多くの小・中学生が、興味深く見ている様子を目にして、私自身、その効果を実感しています。
今後は、こうしたイベントに加えて、生徒の学校生活や地域で活躍している姿などを、ホームページやSNSで、これまで以上に発信していくことが必要です。
そこで、例えば、生徒たちの笑顔あふれる日常を紹介するなど、工業高校で学びたいと思ってもらえる動画の作成を、各学校に働きかけていきます。
県教育委員会では、こうした取組を通じて、より多くの小・中学生や保護者に、工業高校の教育活動とその魅力を今後もしっかりと発信してまいります。