12月4日令和6年第3回県議会定例会において一般質問を行いました。
以下が内容です。
桝 質問:
郊外や山間部の道路で、道路沿いの雑草や、自然の斜面に生えている樹木について、県では、毎年、除草や伐採を実施していることは承知しているものの、夏の暑さにより草木の生長が早く、すぐに雑草や樹木の枝葉が繁茂し、歩行者や車両の通行の支障となっている状況が散見される。
今後も、夏の暑さで草木の生長が早い状態が続くと予想され、沿道の雑草や樹木の枝葉による車両からの見通しの悪さや、雑草をよける歩行者の車道へのはみ出しにより、歩行者が車両に接触するなどの事故の発生が危惧される。
そこで、県管理道路の安全な通行環境の確保について、これまでの取組状況と、今後の取組について、見解を伺う。
知事 答弁:
最後に、県管理道路の安全な通行環境の確保について、お尋ねがありました。
道路沿いの雑草や樹木の枝葉の繁茂は、見通しの悪化を招き、歩行者が車道にはみ出すなど、安全で円滑な通行の支障となることから、適時、適切に、除草や伐採を行っていく必要があります。
そこで、県では、これまで、日々のパトロールで確認した際や、草木が繁茂する夏に、除草や伐採を実施してきました。
しかし、近年、夏の暑さが激しく、草木の伸びるスピードが速くなってきており、道路利用者や市町村からの、除草や伐採を求める声が増えています。
このため、令和6年度は、除草や伐採等に係る事業費を、前年度の2.7倍以上確保し、回数を増やして実施しています。
また、国際観光地の箱根では、山間部の道路が多い中、歩いて観光地を巡るインバウンドなどが増加している状況を踏まえ、この8月に、町の協力を得て、歩行者目線で点検し、秋の観光シーズン前に、除草等を実施したところです。
さらに、ゼロ県債も活用して、春から初夏にかけての草木の繁茂にも対応していきます。
このように、県は、県管理道路の安全な通行環境の確保に、しっかりと取り組んでまいります。
要望:
先ほど、予算も倍増、2.7倍確保していただき、やっていただいているということでありますけれども、箱根の例を取り上げさせていただきましたが、本当に各市町村、各地域の方からの声が大変多くある事例でございます。
是非、引き続き、予算を確保していただき、安全な通行環境の確保にしっかりと取り組んでいただくことを要望して、私の一般質問を終わります。