神奈川県議会議員  ます晴太郎オフィシャルサイト

9月27日一般質問「県立高校の老朽化対策について」

令和3年第3回定例会において一般質問を行いました。

内容は以下です。

 

桝 質問:県立高校の老朽化対策について
校舎等の建物は、将来を担う子どもたちにとって、大切な学び場であり、安全・安心で
より快適な環境としていくことが重要である。
県立学校の施設整備については、平成28年度から「県立学校施設再整備計画」いわゆる
「新まなびや計画」に基づき、校舎等の耐震対策・老朽化対策工事が着実に進められてい
ると承知している。
先日、茅ヶ崎市内の県立高校を視察した際、耐震対策・老朽化対策工事が進められてい
る校舎は、建物の安全性が確保されるとともに、建物の内外が明るく快適な環境となる様
子が確認できた。その一方で大規模改修が行われていない建物は、施設の老朽化が進んで
おり、改めて、学校で学ぶ子どもたちが、充実した学校生活を送ることが出来るよう、可
能な限り、良い環境を用意すべきと考えたところである。
そこで、県立高校の老朽化対策について、今後、どのように取り組んでいくのか、見解
を伺いたい。(教育局長)

 

教育長 答弁
次に、県立高校の老朽化対策についてです。
県教育委員会では、生徒にとって、安全で快適な教育環境の整備を進めていくことが、大
変重要と認識しています。
県立高校の校舎は、その半数以上が、建築後40年以上経過しており、耐震対策のみならず
、施設全体の老朽化対策も大きな課題になっています。
そこで、県教育委員会では、県立高校改革に合わせ、平成28年度から令和9年度までの3
期12年間の計画として「新まなびや計画」を策定し、学校施設の再整備に取り組んでいます

これまで、生徒の安全確保の観点から、校舎や体育館等の耐震対策を最優先に行うととも
に、工事の効率的執行を図るため、耐震補強工事に併せて、屋上防水や外壁改修等の老朽化
対策も行ってきました。
耐震対策は、順調に進捗しており、「新まなびや計画」第2期が終了する令和5年度には
、概ね完了する見込みです。
その後、令和6年度からの第3期に、これまで耐震補強工事の対象とならなかった校舎等
について、総合的な老朽化対策に取り組んでいくことにしています。
その際には、教室の天井、床などのリフレッシュや、照明のLED化等、屋内環境の整備
にも十分配慮し、快適な学び場となるよう努めていきます。
県教育委員会では、県立高校が、子どもたちにとって、より快適で安心して学習できる環
境となるよう、引き続き、全力で取り組んでまいります。
以上でございます。