令和3年第3回定例会において一般質問を行いました。
内容は以下です。
桝 質問:県立高校の老朽化対策について
校舎等の建物は、将来を担う子どもたちにとって、大切な学び場であり、安全・安心で
より快適な環境としていくことが重要である。
県立学校の施設整備については、平成28年度から「県立学校施設再整備計画」いわゆる
「新まなびや計画」に基づき、校舎等の耐震対策・老朽化対策工事が着実に進められてい
ると承知している。
先日、茅ヶ崎市内の県立高校を視察した際、耐震対策・老朽化対策工事が進められてい
る校舎は、建物の安全性が確保されるとともに、建物の内外が明るく快適な環境となる様
子が確認できた。その一方で大規模改修が行われていない建物は、施設の老朽化が進んで
おり、改めて、学校で学ぶ子どもたちが、充実した学校生活を送ることが出来るよう、可
能な限り、良い環境を用意すべきと考えたところである。
そこで、県立高校の老朽化対策について、今後、どのように取り組んでいくのか、見解
を伺いたい。(教育局長)
教育長 答弁
次に、県立高校の老朽化対策についてです。
県教育委員会では、生徒にとって、安全で快適な教育環境の整備を進めていくことが、大
変重要と認識しています。
県立高校の校舎は、その半数以上が、建築後40年以上経過しており、耐震対策のみならず
、施設全体の老朽化対策も大きな課題になっています。
そこで、県教育委員会では、県立高校改革に合わせ、平成28年度から令和9年度までの3
期12年間の計画として「新まなびや計画」を策定し、学校施設の再整備に取り組んでいます
。
これまで、生徒の安全確保の観点から、校舎や体育館等の耐震対策を最優先に行うととも
に、工事の効率的執行を図るため、耐震補強工事に併せて、屋上防水や外壁改修等の老朽化
対策も行ってきました。
耐震対策は、順調に進捗しており、「新まなびや計画」第2期が終了する令和5年度には
、概ね完了する見込みです。
その後、令和6年度からの第3期に、これまで耐震補強工事の対象とならなかった校舎等
について、総合的な老朽化対策に取り組んでいくことにしています。
その際には、教室の天井、床などのリフレッシュや、照明のLED化等、屋内環境の整備
にも十分配慮し、快適な学び場となるよう努めていきます。
県教育委員会では、県立高校が、子どもたちにとって、より快適で安心して学習できる環
境となるよう、引き続き、全力で取り組んでまいります。
以上でございます。