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2月26日一般質問「高齢運転者の安全運転機能維持のための取組について」

2月26日令和7年第1回定例会での高橋 栄一郎県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

高橋 栄一郎議員 質問:

安全な運転の機能維持のための取組については、積極的に実施しておらず、特に車が手放せない地域の方たちへ必要な支援が行き届いていないのではないかと懸念している。
県内の地域ごとの運転免許自主返納率は、横浜、川崎等の都市部に比べ、西部は低くなっていると聞くが、そのような地域の方にこそ、安全運転機能維持の取組が必要ではないかと考える。
そこで、高齢運転者の安全運転機能維持のため、今後どの
ように取り組んでいくのか、見解を伺う。

 

警察本部長 答弁:

昨年の県内における70歳以上の高齢運転者による交通事故の割合は、全体の約2割を占めており、今後も高齢運転者数の増加が見込まれることから、県警察では、高齢運転者が安全に運転するための様々な取組を行っているところです。

一例として、認知機能の維持に関し、県の「いのち・未来戦略本部室」と連携し、認知機能と安全運転との関係性を分かりやすく説明したリーフレットを作成し、運転免許センターに来場した高齢運転者に配布しております。

このリーフレットでは、高齢運転者に体調や認知機能を日常的にチェックしていただくことが可能な、県で開発した未病指標のアプリケーションも紹介しておりますが、今後は、警察署や自動車教習所においても、こうした情報が提供できるよう、県との調整を進めているところです。

また、身体機能の維持に関しては、県のエアロビック連盟と共同で、高齢歩行者用のエアロビックプログラムや高齢運転者の安全運転に必要な動きを取り入れたプログラムを開発しSNS上で広く配信しております。

県警察といたしましては、今後とも関係機関と連携しながら高齢運転者の安全運転機能維持のための取組を、推進してまいります。