2月26日令和7年第1回定例会での高橋 栄一郎県議による一般質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
高橋 栄一郎議員 質問:
教職員をはじめ、教育に関わる者たちが、当事者目線を組み入れ、発達障がい等への理解をより一層深め、適切な支援や指導の方法を身に付けていくことが重要と考えるが、どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。
教育長 答弁:
公立学校における発達障がい等の児童・生徒に対する支援について、お尋ねがありました。
公立学校ではこれまでも、県立特別支援学校の教員から専門的な助言を受けながら、発達障がい等の子どもに対し、その状況に応じた支援に取り組んできました。
また、県教育委員会では、横須賀市にある国の特別支援教育総合研究所が作成している、オンライン研修メニューを、校内研修などで活用するよう、学校に働きかけています。
今後、発達障がい等の子どもに寄り添った支援を充実させるためには、全ての教職員が障がいへの理解を深め、支援のスキルを高める取組を継続することが必要です。
そこで県教育委員会では、初任者研修など経験年数に応じて、全ての教職員が受講する基本研修で、発達障がい等に関する内容を充実させます。
加えて、発達障がい等に関する専門研修に、国の研究で得られた最新の知見等を取り入れていきます。
県教育委員会としては、こうしたことにより、全ての教職員が、発達障がい等を理解し、適切な支援を行えるよう、しっかりと取り組んでまいります。
要望:
子どもの人口が減少しているのに、不登校児や子どもの自殺者数が過去最多となっています。また、発達障がい児も増えています。今日はピンクシャツデーということもありますが、優劣や順序を決める評価とは別に、子どもたち一人ひとりに向き合う評価も進めていただき、子どもたちが笑顔で自分らしく学べる環境づくりに取り組んでいただくことを要望させていただきます。