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2月26日一般質問「小田原市水産市場の再整備について」

2月26日令和7年第1回定例会でのおざわ 良央県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

おざわ 良央議員 質問:

小田原市水産市場の再整備に向けた小田原市の取組に対して、漁港管理者として県はどのように支援していくのか、見解を伺う。

 

環境農政局長 答弁:

県は、これまで、小田原市が設置した水産市場再整備準備検討会に参画しながら、漁港の施設管理者として必要な助言等を行ってきました。
小田原市では、市場の運営を継続しながら現在の場所に建て替えるとの基本方針を示していますので、市は、工事中に市場業務を継続して行うための場所を漁港内に確保する必要があります。
この場所の選定に当たっては、市場運営に十分な広さを確保できるか、また、漁港内の漁業者や観光客等の安全を確保しつつ工事関係車両が円滑に通行できるかなどを考慮することが必要です。
市では、令和7年度末までに水産市場再整備基本構想を策定し、それまでに、工事中に市場業務を行う場所を選定することとしているため、県は市とともに、漁業関係者の意見も十分に聞いた上で、市が滞りなく適切な場所を選定できるよう協力していきます。
また、市場の再整備は、一般的に国庫補助を活用して行いますので、その際に必要となる費用対効果の算出や衛生管理レベルを向上させるためのマニュアルの策定などについて、県内の先例も参考にしながら小田原市に助言等を行っていきます。
県は、小田原市の水産市場再整備事業が円滑に進み、県民の皆様に、地元の新鮮な水産物が安定的・持続的に供給されるようしっかりと支援してまいります。

 

要望:

水産市場が再整備されることにより、消費者に安全で新鮮な魚を届けるための衛生管理レベルの向上が図られるとともに、漁業関係者以外の県民や観光客もセリ見学などを気軽に楽しめるようになり、隣接する飲食店と相まって、より一層この地域の賑わいへとつながることを期待するところです。小田原市水産市場の再整備の取組に県はしっかり今後も支援をしていただきますよう要望します。