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11月28日代表質問「教員のメンタルヘルス対策について」

11月28日令和6年第3回定例会での田中 徳一郎県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

田中 徳一郎議員 質問:

教員が精神疾患により休まざるを得なくなってしまうことは、子どもたちの学びにも影響を及ぼすことが懸念される。教員の心が健康な状態で子どもたちに接することは、子どもたちの学びの質の確保に繋がるものであり、こうした点からも教員のメンタルヘルス対策に取り組むことは、大変重要と考える。
そこで、県立学校における教員のメンタルヘルス対策として、現在、どのような取組を進めているのか。また、今後、県教育委員会として、どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

 

教育長 答弁:

県教育委員会では、教員へのメンタルヘルス研修に加え、定期的なストレスチェックの実施や、専門家による相談窓口の設置など、メンタルヘルス不調の未然防止に取り組んできました。
その結果、ストレスチェックで高ストレス状態と判定される教員の割合は、着実に減少していますが、一方で若手教員を中心に、精神疾患による休職者が増えています。
そこで今後、教員への研修の充実をはじめ、臨床心理士が学校を訪問して、若手教員等と直接面談し、仕事の悩みなどを聞いてストレス軽減を図る、プッシュ型の取組を検討していきます。
また、教員の働きやすい職場環境づくりに向け、今年度、県立学校6校で始めたオフィス環境改善の取組を着実に進めていきます。
県教育委員会としては、こうしたことにより、引き続き、教員のメンタルヘルス対策にしっかりと取り組んでまいります。

 

要望:

昨今、休職者が年々増加していることは大変に懸念され、その歯止めをかけるためにも、臨床心理士などの専門的な知見・技術を十分に活用することが重要です。

今後も、明日を担う子どもたちのために、日々奮闘する教員が、心身ともに健康で、教育活動に取り組めるように、県教育委員会として、教員のメンタルヘルス対策にしっかり取り組むよう求めます。