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11月28日代表質問「闇バイトに起因する犯罪への加担防止に向けた対策と今後の取組について」

11月28日令和6年第3回定例会での田中 徳一郎県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

田中 徳一郎議員 質問:

闇バイトに起因する犯罪への加担防止に向けた対策と今後の取組について
昨今、いわゆる「闇バイト」に起因すると思われる住宅に対する侵入強盗事件等が発生しており、大きな社会問題となっている。
住民の身近で相次いで発生するこうした凶悪な犯罪を未然に防止するためには、警察による徹底した捜査によって犯罪グループを一網打尽に早期に検挙するとともに、様々な被害防止対策を講じていくことはもとより、犯罪グループによるSNS上での犯罪実行者の募集への対策のみならず、応募しようとする者への対策を両面で講じていくことも極めて重要になってくると考える。
そこで、県警察における闇バイトに起因する犯罪への加担防止に向けた対策と今後の取組について、見解を伺う。

 

警察本部長 答弁:

議員ご指摘のとおり、首都圏を中心に犯罪実行者募集情報に応募したと思われる者等による極めて悪質な強盗事件等が発生しているところ、現在、県警察においても、県内で発生した事件の全容解明に向けた捜査を継続しております。

県警察では、犯罪実行者募集情報に応募したと思われる者等による犯罪が発生している現状を踏まえ、犯罪への加担防止に向け、関係機関等と連携し、犯罪実行者募集情報の実態や危険性について、学校での非行防止教室や駅頭でのキャンペーンのほか、SNS等の様々な媒体を通じた情報発信を行うなど、幅広い世代への広報啓発活動に取り組んでおります。

また、犯罪実行者募集情報に応募し、自身や家族に危害を加えるなどと脅迫されていることを理由に犯罪に加担しようとする者等に対し、警察への相談・通報を呼びかけるなどの対策を講じております。

県警察では、犯行に関わる指示役等の検挙と事件の全容解明に向け、組織の総力を挙げて強力に捜査を展開するとともに、引き続き、官民一体となった犯罪への加担防止に向けた様々な取組や警戒活動を推進してまいります。