12月2日令和6年第3回定例会での渡辺 紀之県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
渡辺 紀之議員 質問:
江の島島内においては、活用できる土地が限られており、女性センター跡地の利活用は、島全体の振興や魅力増進、地域全体への経済効果に必要不可欠なものであり、その取組には地元からも大変大きな期待が寄せられているところである。
そこで、かながわ女性センター跡地の利活用についてどのように考えているのか、見解を伺う。
知事 答弁:
女性センターの跡地は、これまで2回にわたり、民間事業者からの提案を募集しましたが、土地利用に係る厳しい規制や、建築資材の高騰、人手不足などを原因として、公募は不調に終わりました。
そのため、江の島の振興や魅力増進を主体的に推進するのにふさわしい、地元藤沢市に、再度、利活用の意向がないか、確認をしました。
この意向確認に対し、市から、今年の5月に賃貸借による利活用を進めたい旨の回答がありました。
そこで、現在は、跡地を県から市へ賃貸したうえで、民間事業者に転貸することを前提として、市が利活用方針を検討しています。
市では、不足している観光バス等の駐車場を確保しつつ、江の島の振興に資する観光交流機能を備えた施設整備が行われることを、想定しています。
今後は、公募型プロポーザル方式により、令和7年度上半期に事業者を決定する予定であると伺っています。
県としても、藤沢市による跡地利活用が、コロナ禍以前の賑わいを取り戻している江の島の更なる発展に寄与するよう、引き続き市と連携を図ってまいります。
要望:
女性センター跡地は素晴らしい立地にあり、この利活用は地域の振興や県内有数の観光地である江の島の魅力をさらに高めていくために非常に重要であると考えます。
藤沢市が主体となって事業者公募を進めるとのことですが、地元藤沢市と連携を図り、令和7年度の利活用開始に向け、今後の取組をしっかり進めていただくよう要望致します。