12月2日令和6年第3回定例会での渡辺 紀之県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
渡辺 紀之議員 質問:
県立相模原公園は、「ともに生きるかながわ憲章」策定の契機となった「津久井やまゆり園」がある相模原市内にあり、多くの県民が交流し、憩いの場となっていることからも、このような共生社会に資する取組が実施されることは大きな意義を感じている。
また、県自らが、条例の理念の具現化に向けて、率先実行し、こうした姿勢を対外的に示すことは重要である。
そこで、県立相模原公園におけるインクルーシブな公園づくりについて、これまでの検討状況と、今後どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。
知事 答弁:
相模原公園では、「当事者目線の障害福祉推進条例」の理念を具現化する取組として、私が「ともいき広場」と命名した、インクルーシブな広場を園内に整備することとし、整備計画の策定段階から、当事者目線に立った公園づくりを進めています。
具体には、遊具の体験会を開催し、150人以上の障がい当事者の方に、様々な遊具を体験していただき、設置してほしい遊具や、どのような遊び方をしたいかなどの思いを伺いました。
その上で、障がい当事者の保護者や、支援学校の先生等からなるワーキンググループで様々なご意見を伺いながら、先月26日に「ともいき広場」の整備計画をとりまとめました。
今後は、今年度内に広場の造成工事に着手し、令和7年度末の利用開始を目指していきます。
また、この取組で得た多くの知見をもとに、他の都市公園でも、誰もが一緒に遊べる、インクルーシブな公園づくりを進めてまいります。