12月4日令和6年第3回定例会での田中 洋次郎県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
田中 洋次郎議員 質問:
県がアーバンスポーツの普及を進めていることは承知しているが、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会によってアーバンスポーツの機運が大きく盛り上がっている今、機会を逃さず、積極的に取り組んでほしい。
そこで、アーバンスポーツの普及促進について、これまでの取組と今後の進め方についてどのように考えているのか、見解を伺う。
スポーツ担当局長 答弁:
アーバンスポーツは、オリンピックでの日本人選手の活躍などにより、人気が急上昇していること、また、気軽に楽しめることから、スポーツのすそ野拡大という点からも期待が大きい種目です。
そこで県では、これまで様々な形でアーバンスポーツの普及に取り組んできました。
まず、今年の2月に江の島で開催された「UCI BMXフリースタイルワールドカップ」では、藤沢市などと連携し、会場の利用調整や広報などを行い、大会の開催を支援しました。
また、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会を盛り上げるため、7月に実施したイベントでは、プロBMXライダーによるパフォーマンスショーや、子どものBMX試乗体験を実施し、たいへん好評でした。
今後も、アーバンスポーツの楽しさを実感できる機会を創出するために、市町村や関係団体と連携し、体験会を県内各地で実施できるよう検討します。
また、アーバンスポーツの魅力を映像で伝えるPR動画やPR写真を作成し、県のホームページに掲載するほか、市町村や企業にも無償で提供して情報発信してもらうことで、神奈川でアーバンスポーツをしてみようという機運を高めていきます。
田中 洋次郎議員 再質問:
アーバンスポーツの普及に向けては、課題も残されていると思います。例えばスケートボードは、走行時にある程度の騒音が発生することからも、周辺の迷惑にならないように、ルールやマナーの周知が必要であると考えますが、県はどのように考えていらっしゃるのか、見解を伺います。
スポーツ担当局長 答弁:
アーバンスポーツの普及に向けた、ルールやマナーの周知についてお尋ねがありました。
ルールやマナーを利用者に周知していくことは、アーバンスポーツを誰もが気兼ねなく安全に楽しむために必要な取組だと認識しています。そこで、市町村や関係団体と連携しながら、スポーツイベント等の機会をとらえて、周知を図っていきます。
要望:
少子化が進む中、子どもたちをはじめ、多くの県民にスポーツに親しんでもらうための施策として、アーバンスポーツの普及促進は非常に有効だと考えます。
一方で、マナーの問題や安全性については、まだまだ周知が十分とは言えず、県民の理解が進むよう、県としてさらなる努力が必要です。
今後も、引き続き市町村と連携をしながら、アーバンスポーツをするなら神奈川というような流れをつくっていただくことを要望いたします。