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12月4日代表質問「若者と連携したSDGsの推進について」

12月4日令和6年第3回定例会での田中 洋次郎県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

田中 洋次郎議員 質問:

企業が、若い世代のアイデアや価値観を取り入れ、社会課題解決に取り組むことは、SDGsを意識した事業であるかを再確認するきっかけになるとともに、イノベーションの創出やビジネスのチャンスにもなりえる。こうした若者との連携こそが、県のSDGs推進の底上げに寄与すると考える。
そこで、本県のSDGsを推進するため、若者との連携について、どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

知事 答弁:

SDGsを達成するためには、未来を担う、いわゆるZ世代のアイデアや価値観を取り入れながら、社会課題の解決につなげるとともに、そうした世代の行動を一歩前進させることが重要です。
民間調査によると、この世代の約8割がSDGsに関心を持っており、その中には学生団体などで積極的に活動する若者もいますが、多くはマイボトルを持参するなど身近なSDGsを実践する若者だと考えています。
そこで県では、身近なSDGsを実践する若者の次の行動を促すため、そうした大学生とSDGsパートナー等が一堂に会し、環境や社会に配慮しながら、持続可能な成長を目指す企業への理解を深める「サステナブル企業説明会」を新たに開催しました。
参加した大学生からは、SDGsに取り組む企業を知ることができ、企業選びの参考となった、との声が聞かれた一方で、自分が実践したいアイデアを企業に伝える場が欲しい、といった声もいただきました。
そこで今後は、大学生が企業に向けて、解決したい社会課題やアイデアを発信する場を設けることで、若い世代の次の一歩を後押しするとともに、企業によるイノベーションの創出につなげていきたいと考えています。
こうした取組を通じ、若者と企業との連携をさらに強化することで、SDGsの取組をより一層加速させてまいります。

要望:

2030年SDGsの達成に向けては、具体的な取組を加速させていくことが必要です。
また、若い世代のアイデアや価値観を取り入れていくことは、社会課題の解決や企業のイノベーション創出にもつながっていきます。
引き続き、SDGsパートナーをはじめとする企業と若者との連携を深めることで、SDGs達成に向け取り組んでいただくことを要望します。