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9月17日代表質問「かながわ観光連携エリア推進事業の今後の展開について」

9月17日令和6年第3回定例会での新堀 史明県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

新堀 史明議員 質問:

我が会派から、観光客の分散・周遊を促す取組について質問した際に、知事からは、観光連携エリア推進事業について、年度前半を目途に連携先を選定していきたいとの答弁があった。

そこで、かながわ観光連携エリア推進事業における連携先の調整状況と、来年度からの本格実施に向けて、今後どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

知事 答弁:

観光消費を促す「質の高い観光」の実現には、観光客のニーズに応じたサービスの充実や、設備整備を行うことが重要です。

県では、観光連携エリアの形成に向け、観光の核づくり地域とその周辺市町村の意向を確認したうえで、このたび、3つのエリアを決定しました。

一つ目の城ケ島・三崎地域については、これまでの取組を三浦半島全体に広げ、三浦市、横須賀市、逗子市、葉山町からなる連携エリアを形成します。

二つ目の大山地域は、「県央やまなみ協議会」の広域連携の枠組みを活用し、秦野市、厚木市、伊勢原市の3市に、新たに愛川町、清川村を加えた連携エリアを形成します。

三つ目の大磯地域では、大磯町を中心に相模湾に面した近隣地域へ連携を広げ、平塚市、二宮町、小田原市からなる連携エリアとします。

今後は、各エリア内の市町村、観光事業者、交通事業者等からなる連携体制を整え、エリア内の観光施策や周遊促進策をまとめた観光戦略を、年度内に策定します。

さらに、来年度以降は、この観光戦略に基づき、各エリアが実施する観光資源の磨き上げ、周遊促進などの取組を、県がバックアップしていきます。

このように、「かながわ観光連携エリア推進事業」を展開しながら、観光客の県内周遊を一層促進して、地域経済の活性化につなげてまいります。