9月25日令和6年第3回定例会での神倉 寛明県議による一般質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
神倉 寛明議員 質問:
電気自動車の普及拡大を推進する本県において、ユーザーが安心して利用できるインフラ環境を整えるため、今後より一層、充電設備の整備に向けた取組を進めていく必要がある。
そこで、電気自動車の普及に向けて、どのように県内の充電環境の整備に取り組んでいくのか、また、県有施設の整備状況と今後の取組について、見解を伺う。
局長 答弁:
これまで県では、自宅や事業所において充電する、いわゆる「基礎充電」の環境を整えるため、マンション等の共同住宅や、バス・タクシー等の運送事業所における充電設備の補助に取り組んできました。
併せて、外出先で誰でも使える「公共用充電」について、商業施設やガソリンスタンドなどへの設置を促進させるため、民間事業者や市町村への補助を行っており、今年度も、現時点で昨年同時期の2倍、100件を超える申請をいただいています。
また、県有施設についても、県立相模原公園など4箇所に設置しています。
こうした取組により、本県の「公共用充電」の設置数は国内トップレベルの水準にありますが、ユーザーの利便性や安心感を高めていくためには、さらに充電環境の整備を加速させていく必要があります。
そこで、まずは、「基礎充電」について、マンション管理組合に積極的にアプローチするなど、共同住宅への設置に向けた取組を強化します。
また、「公共用充電」についても、設置費に対する補助など、引き続き、事業者や市町村の取組をしっかりと後押ししていきたいと考えています。
加えて、市町村等と連携し、県内の設置状況やニーズ、費用対効果等を分析したうえで、県有施設を含めた充電設備の適正配置に向けた検討を進めます。
今後とも、国や市町村、民間事業者等と連携して、「オールジャパン、オール神奈川」で、電気自動車の普及に向けた充電環境の整備に取り組んでまいります。