9月25日令和6年第3回定例会での小林 武史県議による一般質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
小林 武史議員 質問:
「アビリンピック神奈川」の取組は、障がいのある方々の社会参加という側面はもちろん、就業促進や就労継続支援のためにも、これまで以上に広く社会的に認知されるべきではないかと考える。
そのため、今まで以上に多くの企業関係者に実際に大会を見学いただく動機付けが必要だと考える。
そこで、今年度も間もなく開催される「アビリンピック神奈川」についての周知に向けた活動の状況や、認知度向上に向けて、今後どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。
局長 答弁:
神奈川県障害者技能競技大会、「アビリンピック神奈川」についてお尋ねがありました。
「アビリンピック神奈川」は、今年10月の開催で22回目となり、ビルクリーニングやパソコンデータ入力、電子機器組立など12種目でその技術が競われます。
また、選手として、特例子会社や障害者就労支援施設、特別支援学校などから、昨年度は58名が参加し、今年度も多くの申込みをいただいています。
さらに「アビリンピック神奈川」を広く今後、県民の皆様に知っていただくためには、大会の見学や応援を通じて、多くの方に関心を持っていただくことが重要です。
そこで、昨年度まで、大会見学は、感染症対策上、選手関係者に限定しておりましたが、今年度から一般の方の見学を再開するとともに、駅等へのポスター掲示や近隣住民等への周知を行うことで、多くの方に来ていただけるよう取り組んでいます。
また、新たに、ホームページやメールマガジン等により、「アビリンピック神奈川」の入賞者が企業等で活躍している姿を紹介していきます。
こうした取組により、この大会が障がい者の皆様にとって励みとなるとともに、県内企業に、障がい者の雇用や技能向上に興味を持っていただけるよう進めていきます。
引き続き「アビリンピック神奈川」の認知度向上に取り組むことで、更なる障がい者の能力開発や雇用の促進を図ってまいります。