Skip to content

9月25日一般質問「共生社会の実現に向けた県立学校におけるスポーツ活動の取組について」

9月25日令和6年第3回定例会での武田 翔県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

武田 翔議員 質問:

共生社会の実現に向け県立学校において、生徒が、障がいの有無に関わらず、スポーツを楽しむ活動の推進に、どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

局長 答弁:

共生社会の実現に向け、性別や障がい等に関わらず、全ての子どもたちが運動やスポーツを共に楽しむ機会を持つことは大切です。

現在、県立学校の体育の授業では、運動の技能を高めるだけでなく、誰もが一緒に活動し、楽しくスポーツを体験できるよう、共生の視点を踏まえた工夫を図っています。

例えば、車いすの生徒が、バスケットボールをする場合、膝の上にボールを乗せて移動できるようルールを工夫して授業を行っている学校があります。

また、球技大会の種目を生徒が話し合い、パラリンピック競技のボッチャ等を選ぶことで、みんなで楽しめる大会にしている学校もあります。

さらに、総合教育センターでは、昨年度から国の委託を受け、障がいの程度にかかわらず共に学ぶ体育授業の充実に向けた研究に取り組んでいます。

県教育委員会では、今後この研究成果や取組事例を県立学校に周知し、子どもたちが障がいに対する理解を深め、他者と協力することの大切さを学ぶことができるよう、授業等のさらなる工夫を促していきます。

こうした取組を通じて、県立学校の子どもたちが、障がいの程度等に関わらず、運動やスポーツを楽しむ活動の推進に取り組んでまいります。