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6月24日一般質問「県営住宅の維持管理について」

6月24日令和6年第2回定例会での田村 ゆうすけ県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

田村 ゆうすけ議員 質問:

横浜市瀬谷区にある県営住宅、細谷戸ハイツは、健康団地推進計画における令和15年度までの建替えの対象とはなっていない。

隣接する旧上瀬谷通信施設では、約3年後に国際園芸博覧会GREEN×EXPO2027が開催されることから、地元の方々からは、「旧上瀬谷通信施設がきれいに整備されていく中、隣接する県営住宅の外壁が汚れている。EXPOの来訪者に、瀬谷が汚れている街という印象を持たれることが心配」といった声も聞こえてくる。

建替えの対象となっていない団地も、時間が経つにつれて必ず老朽化は進むことから、屋根や外壁などをチェックし、必要な場合は修繕を行うなど、適切な維持管理を行っていくことが重要と考える。

そこで、現状、県営住宅の維持管理はどのように進めているのか、また、今後、細谷戸ハイツの修繕にどのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

局長 答弁:

県は、「県営住宅 健康団地推進計画」に基づき、昭和55年以前に建設した団地は、建替えを進めることとし、56年以降に建設した団地は、適切な維持管理を行いながら、長寿命化を図ることとしています。

維持管理にあたっては、日々の不具合を解消することはもとより、長寿命化を図るため、劣化の状況を的確に把握し、建物本体に影響が出る前に、適切に修繕工事を実施することが重要です。

そこで、まず、指定管理者による日常点検に加え、建築士等による定期点検を、3年ごとに実施し、劣化の状況をきめ細かく把握します。

その上で、例えば、屋根は建設後24年といった、国が示す修繕時期の目安と、点検で把握した劣化の度合いを踏まえて、部分的ではなく、大規模な修繕が必要と判断された場合は、屋根の防水や、外壁の塗替えなどの工事を行っていきます。

議員お尋ねの細谷戸ハイツについては、平成期に建設したことから、現在、建替えの予定はありませんが、外壁の塗装は、国の修繕目安となる建設後18年を超えています。

さらに、令和4年の定期点検では、雨だれ等で塗装に劣化が見られ、このまま放置すると建物本体への影響が懸念される状況であることを確認しました。

そこで、県は、令和7年度から、細谷戸ハイツの外壁の塗替え工事に順次着手することとしました。

工事にあたっては、令和9年に、隣接地で国際園芸博覧会が開催されることを踏まえ、会場に面したエリアの11棟の塗替えを、博覧会開催前に完了させるよう進めてまいります。

要望:

会場に隣接する細谷戸ハイツの外壁の修繕については、前向きなご答弁でありました。国際園芸博覧会が開幕する2027年3月に向けて、工事等の遅れがないよう、しっかりと取組を進めるよう要望をいたします。