6月18日令和6年第2回定例会での藤代 ゆうや県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
藤代 ゆうや議員 質問:
本県は、多彩な食材に恵まれており、こうした食材そのものや、食材を使った料理、また、地元で開発した新たな「食」を重要な観光資源として捉え、効果的なPRを行っていく必要がある。
各地域の魅力的な「食」を活用し、県が一体的にPRすることで、神奈川の食の豊かさや魅力をより多くの人に知ってもらい、本県への誘客や、ひいては観光消費額の増加にもつなげていくことが重要である。
そこで、神奈川の「食」の魅力を活用した観光振興に、どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。
知事 答弁:
(知事答弁)
次に、食の魅力を活用した観光振興についてです。 県ではこれまで、「かながわの名産100選」をはじめとした農産物や名産品を、アンテナショップ「かながわ屋」で販売することなどにより、本県の食の魅力を発信してきました。 また、県のウェブサイト「観光かながわNOW」では、お酒の特集ページを設け、県内で生産された日本酒やワイン等を紹介しています。 一方、食の魅力を活用した更なる誘客には、情報発信力の高い若い世代にプロモーションを行うことで、観光客の裾野の拡大や、若い世代からほかの世代への情報拡散につなげる必要があります。 そこで、今年度、主に20代、30代の方を対象として、県内の様々な食を紹介し、実際に現地を訪れていただく観光キャンペーンを実施します。 このキャンペーンでは、例えば、「インスタ映え」するご当地グルメと、周辺の観光スポットをあわせて紹介するほか、景品も設けることで、多くの若い方の参加意欲を高めていきます。 さらに、食のPRに適した観光大使の任命を検討するなど、「若い世代に刺さる」効果的なプロモーションを展開し、本県の食の魅力を活かした観光振興に取り組んでまいります。 |
要望:
「食」は、地域に観光客を呼び込むための有効なコンテンツであると考えています。
日本食は、国内観光客はもちろん、海外からの観光客にも好まれていることから、外国人観光客をターゲットにしたプロモーションを行うことで、地域経済の活性化にもつながります。
今年度、「食」をテーマにしたプロモーションを新たに実施するとのことなので、各地域と連携をしながら、神奈川の多彩な「食」の魅力をPRし、観光振興に取り組んでいただくよう要望させていただきます。