6月18日令和6年第2回定例会での藤代 ゆうや県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
藤代 ゆうや議員 質問:
投資詐欺については、インターネット上において著名人になりすましたバナー広告を載せ、興味を持った人から投資名目で多額のお金を振り込ませてだましとるなど、新NISAの開始によって高まった、国民の投資への前向きな機運を悪用する極めて悪質な犯罪と考える。
ロマンス詐欺については、数年前から少なからず発生して
いると承知しているが、最近は、老若男女を問わず、マッチ
ングアプリ等のインターネットを活用した交際が一般的となったことで、更に急増したものと思われる。
そこで、県警察では、急増するSNS型投資・ロマンス詐
欺に対し、どのような対策を講じていくのか、見解を伺う。
警察本部長 答弁:
令和6年4月末現在の被害状況は、SNS型投資詐欺は、認知件数が139件、被害額は約23億8,600万円、ロマンス詐欺は、認知件数が41件、被害額は約4億5,400万円となっております。
こうした状況を踏まえ、県警察としては、本年4月、組織犯罪対策本部長を長とする、「SNS型投資・ロマンス詐欺対策プロジェクト・チーム」を設置し、部門横断的な検挙、抑止対策を講じているところであります。
検挙対策としては、サイバー捜査部門とも緊密に連携した実態解明と被疑者の検挙に向けた捜査を推進しております。
抑止対策としては、防犯キャンペーンや防犯講話のほか、各種SNSを活用した幅広い世代に対する注意喚起を実施しております。
県警察としては、今後ともプロジェクト・チームを軸とした、検挙・抑止対策によって、これらSNS型投資・ロマンス詐欺の撲滅に向け、取り組んでまいります。