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6月25日一般質問「県道湘南台大神伊勢原の整備について」

6月25日令和6年第2回定例会での山本 哲県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

山本 哲議員 質問:

県道湘南台大神伊勢原は、湘南地域の東西軸となる路線であり、県は、丸子中山茅ケ崎から寒川北インターチェンジまでの区間において、用地取得などを進めていることは、承知している。

この区間が整備されれば、インターチェンジ周辺道路の混雑が緩和され、企業活動の活性化や地域の安全性の向上が図られる。

また、この路線の相模川を渡る部分では、仮称・ツインシティ橋の整備に向けた取組が進められており、この橋についても、交通渋滞の緩和に、大きく寄与する。

今後、寒川町が発展していくためには、こうした道路の整備を着実に進めていくことが不可欠である。

そこで、県道湘南台大神伊勢原の、丸子中山茅ケ崎から寒川北インターチェンジまでの区間と仮称・ツインシティ橋の整備に向けた、これまでの取組と今後の取組について、見解を伺う。

局長 答弁:

県道湘南台大神伊勢原の整備について、お尋ねがありました。

県道湘南台大神伊勢原は、藤沢市の国道467号から、ツインシティを経由し、伊勢原市の国道246号を結ぶ、湘南地域の新たな東西軸を形成する路線です。

県は、このうち、県道丸子中山茅ケ崎から、圏央道の寒川北インターチェンジまでの区間で、4車線の道路を新設する事業を進めており、令和3年度より、用地の取得に着手し、現在の取得率は約3割となっています。

この区間の延長は、約2.3キロメートルと長く、目久尻川沿いでは、軟弱地盤対策も必要で、事業期間が長期にわたることから、整備効果の早期発現に向けて、部分的でも、供用させていくことが必要です。

そこで、今後、周辺道路の交通状況を分析し、地元市町の意見も聴きながら、先行して供用させる区間を定め、集中的に用地取得などを進めていきます。

次に、相模川を渡る、(仮称)ツインシティ橋の取組です。

令和6年2月に、事業着手に必要な都市計画の手続きを完了させました。

この橋の寒川側では、圏央道とJR相模線が立体交差する狭い空間に、橋を造っていく、難しい工事となるため、工事を安全に行うための施工計画を含め、詳細に設計を進めていく必要があります。

引き続き、鉄道事業者等との調整を精力的に行い、早期に詳細な設計をまとめ、その後、用地取得に向けた測量に着手します。

このように、県は、湘南地域の交流と連携を支える、県道湘南台大神伊勢原の整備を、しっかりと推進してまいります。

要望:

県道湘南台大神伊勢原は、圏央道に繋がり、ツインシティ橋で相模川を渡る重要な幹線道路であり、私のもとには、地元の企業や住民の方々から、早期整備を期待する声が多く届いています。

また、目久尻川沿いでは、軟弱地盤への対策が必要であるとともに、ツインシティ橋では、圏央道とJR相模線の間を通して橋を架けるなど、難しい工事とはなると思いますが、地域の期待をしっかりと受け止めていただいて、整備を推進していただくよう要望いたします。