2月26日令和6年第1回定例会での田中洋次郎県議による一般質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
田中 洋次郎議員 質問:
「鈴木敏夫とジブリ展」神奈川展は、横須賀市や地元企業が中心となって誘致した企画ではあるが、わざわざ「神奈川展」と銘打たれているこの展覧会については、県としても企画の成功に向けた取組を進めるべきであると考える。
そこで、横須賀美術館で開催される「鈴木敏夫とジブリ展」神奈川展の開催に向けてどのように取り組むのか、見解を伺う。
知事 答弁:
世界的なアニメーション映画のプロデューサーを務めるスタジオジブリの鈴木敏夫氏のこれまでの業績などを紹介する、「鈴木敏夫とジブリ展」はこれまで全国7か所で開催され、それぞれ多くの方が訪れました。
今年1月には、宮﨑駿監督で、鈴木敏夫氏がプロデュースした映画作品「君たちはどう生きるか」が米国の、「ゴールデングローブ賞アニメ映画賞」を日本の作品で初めて受賞したことから、これまで以上に鈴木氏やスタジオジブリの作品が注目を集めています。
そのため、企画展には、横須賀市民や県民の皆様のみならず、県外や国外からも多くの方の来場が見込まれ、周辺の宿泊施設や飲食店などへの波及効果が期待されることから、地域全体のにぎわい創出につながっていくと考えています。
そこで、県は、「神奈川展」として開催されるこの企画展に対して負担金を拠出するとともに、横須賀市や地元企業で構成される開催委員会に参画し、企画展の成功に向けて連携・協調して取り組んでいきます。
また、県の施設やホームページ、県のたよりなどで周知広報するとともに、その情報を英語などでも発信することで、海外からの観光客の誘致にもつなげてまいります。
さらに、三浦半島地域には城ケ島・三崎地域をはじめ、地域の特色を生かした魅力的な観光資源が数多くありますので、その魅力についても併せてアピールし、観覧客の周遊の促進を図っていきます。
県は、開催委員会に参画をしながら、県の広報ツールを最大限活用し、周知することで、より多くの方にご来場いただき、地域全体の賑わいを創出してまいります。
要望:
2月20日からチケットが先行発売で、日時指定の事前予約制でスタートしました。ぜひこちらにお集まりの皆さまに、ロケーションも素晴らしい横須賀美術館に足を運んでいただきますよう要望を申し上げて私からの一般質問を終わらせていただきます。