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2月26日一般質問「神奈川版ライドシェアについて」

2月26日令和6年第1回定例会での田中洋次郎県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

 

田中 洋次郎議員 質問:

直近の2月1日に行われた「第3回神奈川版ライドシェア検討会議」では、まだまだ調整を進めなければいけない課題があったと承知している。

こうした課題の解決に尽力していただき、出来るだけ早期に実証実験を始め、三浦市域の移動の足を確保することが重要であると考える。

そこで、知事に伺う。神奈川版ライドシェアの実証実験について、今後どのように進めていくのか、見解を伺う。

 

 

知事 答弁:

県は、利用者目線に立ち、タクシー事業者と連携した神奈川版ライドシェアの仕組みをいち早く作り上げ、実現に向けた法制度の整備を、国に要望してきました。

こうした中、政府の規制改革推進会議の中間報告では、要望した3項目全ての規制緩和が認められ、神奈川版ライドシェアと同様の仕組みが、全国で実施できるようになりましたが、これは、まさに本県が議論を先導してきた成果であると考えています。

県は、三浦市域の夜間のタクシー不足に対応するため、関係者と検討を重ね、先日の検討会議では、アプリによる配車や支払いなど、デジタル技術を活用した実証実験を進めることで合意しました。

これを受け、三浦市では、地域における関係者との協議の場として、今月16日に「地域公共交通会議」を立ち上げ、住民代表者などに実証実験の内容を説明し、利用料金などについて、意見を伺ったところです。

また21日には、市内の在住・在勤者を対象に、市のホームページでドライバーの募集を開始しました。

県は今後、ドライバーの安全教育や車両点検、遠隔点呼によるアルコールチェックの実施方法などについて、市やタクシー会社などと最終的な協議を行い、4月中の実証実験の開始を目指します。

そして、実証実験で、需要や運用面での課題をしっかりと検証してまいります。