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2月26日一般質問「三浦半島を支える広域的な幹線道路の整備について」

2月26日令和6年第1回定例会での田中洋次郎県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

 

田中 洋次郎議員 質問:

横浜横須賀道路と接続する高速横浜環状南線と横浜湘南道路の整備が国等により進められ、広域的な移動性が向上し、地域経済に好循環をもたらすものと期待している。

また、国道357号の横浜の八景島から横須賀の夏島町までの区間について、国により整備が進められ、並行する国道16号の渋滞が緩和するとともに、追浜地区の活性化に寄与するものと期待している。

さらに、これらの広域的な幹線道路の整備は、災害時の救援や支援物資の輸送を支え、三浦半島の災害対応力の強化につながることから、着実に進めていく必要がある。

そこで、三浦半島を支える広域的な幹線道路である高速横浜環状南線と横浜湘南道路および、国道357号の八景島から夏島間の整備状況と、今後の整備促進に向けた取組について、見解を伺う。

 

知事 答弁:

まず、高速横浜環状南線と、横浜湘南道路については、現在、国や高速道路会社により、工事が進められており、全体延長約16.4キロメートルの約半分を占めるトンネルの区間では、概ね4割の掘削工事が完了しています。

また、三浦半島へつながる横浜横須賀道路や、開通済の圏央道との接続部となるジャンクションやインターチェンジにおいて、それぞれ橋りょうなどの工事が行われており、全線にわたって、着実に整備が進められています。

次に、国道357号ですが、横浜ベイブリッジから八景島までの、延長約20キロメートルの区間は、平成27年度までに、順次開通しています。

その後、国は、平成30年度に、その先の横須賀市、夏島交差点までの、延長2.3キロメートル区間の整備に着手しました。

令和3年には、朝夕の混雑が激しい夏島交差点の改良工事が完成し、現在は、高架橋の整備に支障となる、水路の移設工事が進められています。

県は今後も、これら広域的な幹線道路について、様々な機会をとらえ、関係自治体や、経済団体などと連携して、国等に更なる整備促進を働きかけてまいります。

 

要望:

高速道路会社や国が整備を進めている高速横浜環状南線や横浜湘南道路、国道357号といった三浦半島を支える広域的な幹線道路が整備されれば、三浦半島と県央・湘南地域のほか、都心や横浜市の中心部につながるネットワークが形成されるということを改めて申しあげて、是非、整備促進が図られるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

そして、この広域的な幹線道路がもたらす効果を三浦半島に最大限波及させるためには、三浦半島の中央部を南北に貫く三浦半島中央道路や三浦縦貫道路などの県道の整備も重要でありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。