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6月24日一般質問「ゲーム障害対策について」

6月24日令和6年第2回定例会での難波 達哉県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

難波 達哉議員 質問:

eスポーツの推進にあたっては、その両輪として、ゲームとの適切な付き合い方や、ゲーム障害に関する知識の普及啓発を行い、ゲーム障害になる方を減らすような取組も必要と考える。

そこで、eスポーツを推進する機運も高まる中、県は、ゲーム障害対策について、どのように取り組むのか、見解を伺う。

健康医療局長 答弁:

県では、ゲーム障害は病気であることを知っていただくため、ホームページでの情報提供を行うほか、令和3年度には、分かりやすいイラストを活用した動画を作成しました。

この動画は、令和4年度から県内の小中学校等で教材としても活用されており、今年度からは新たに一部の教科書にも採用されています。

また、県の精神保健福祉センターに、ゲーム障害を含む「依存症電話相談・面接相談」の窓口を設け、様々な相談に対応しています。

一方で、ゲーム障害は自分では気づくことができず、プレイの時間を管理することなどが難しいため、特に患者が多い若い方については、保護者や周囲の大人が、一緒に考え、支援を行っていただくことが重要です。

そこで県では、ゲーム障害の危険性を保護者等にも「自分事」として捉えていただけるよう、広報などの取組を強化していきます。

こうした中で、この3月には、人気漫画「シュリンク」とタイアップし、保護者の目線も加えて作成した動画を、県内の通勤電車等で配信したところです。

この動画は、主人公の精神科医が、「ちょうどいいゲームの遊び方やゲーム以外でも安心できることを一緒に考えてみましょう」と気軽な相談を呼びかける内容となっています。

今後も、こうした様々な取組により、ゲーム障害対策をしっかりと進めてまいります。

要望:

eスポーツの推進に併せ、ゲーム依存症の対策もしっかりと取り組んでいただくよう要望する。