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2月26日一般質問「競技スポーツ振興の今後の展開について」

2月26日令和6年第1回定例会での綱嶋 洋一県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

 

綱嶋 洋一議員 質問:

本県では、これまでも様々なスポーツ施策を進めてきており、スポーツ局が組織再編を経ることで、新たなスポーツ施策の展開が期待されるところであるが、競技スポーツがもたらす様々な影響を考えれば、この分野の取組について、より一層の充実を図る必要があるのではないか。また、競技スポーツが今後も継続していくような仕組みも検討していくべきではないか。

そこで、今後、本県において、競技スポーツに熱心に取り組む若者などへの支援を強化し、また、活躍の場をつくることなどにより、地域での競技スポーツ推進の強化につなげるとともに、地域のクラブ活動などで指導できる人材を継続的に増やしていくべきと考えるが、見解を伺う。

 

スポーツ局長 答弁:

競技スポーツ振興の今後の展開について、お尋ねがありました。

現在、競技スポーツ振興を進めるうえで、少子化による選手の減少や県外流出、指導者の高齢化や指導力不足、指導機会の減少といった課題があることから、県は、県スポーツ協会と連携した対応を進めています。

まず、選手の減少に対して、県は、将来、世界や全国の大会で活躍する神奈川育ちのトップアスリートを輩出するため、昨年度からジュニア世代の選手を発掘・育成する事業を開始しました。

そして、県スポーツ協会では、高校や大学の卒業を機にアスリートが県外に流出しないよう、県内企業への就職支援を進めており、今後、この取組を更に検討していくこととしています。

次に、指導者に関する課題に対して、県は、部活動の地域移行における人材確保策として設置した「かながわ地域クラブ活動指導者データベース」を活用し、指導者の指導機会の創出や、併せて実施する研修による指導力向上を図っていきます。

そして、県スポーツ協会では、指導者の若返りを図るため、競技団体と連携し、質の高い指導方法を学ぶ研修を開催するなど、若い世代の監督資格取得を推進しています。

県では、今後も、県スポーツ協会と連携して、ジュニア世代から選手を育成し、将来は次世代の指導者となっていただく、循環サイクルを構築することで、本県の競技スポーツ振興を図ってまいります。