2月20日令和6年第1回定例会での川崎修平県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
川崎 修平議員 質問:
「かながわ教育月間」の制定から7年が経ち、その間、いじめ・不登校など子どもたちをめぐる教育課題や、教育DXの推進、教員の働き方改革、部活動の地域移行等がクローズアップされてきたほか、コロナ禍を経て、教育を取り巻く環境には大きな変化があります。
県教育委員会としても、その時々の課題に応じた取組を続けてきたことは承知しています。コロナ禍によるイベントの制限もあったとは思いますが、最近、教育月間が盛り上がりに欠けると感じています。
そこで、教育長に伺います。県民一人ひとりが、かながわの教育について考え、行動していくための機会として、「かながわ教育月間」の周知と合わせ、月間を盛り上げるシンポジウムについても更なる工夫が必要と考えますが、見解を伺います。
教育長 答弁:
教育に関する機運の更なる醸成について、お尋ねがありました。
県教育委員会は、10月1日から11月3日までを「かながわ教育月間」として、この間、各地で行われる教育関係のイベント等を、広く県民の皆様に周知しています。
この象徴的なイベントとして行っている「かながわ人づくりコラボ」では、これまで防災教育や金融・消費者教育など、時宜にかなったテーマについて、県民の皆様と議論し、ともに考える場としてきました。
今後、教育月間を更に盛り上げるためには、広報を強化することが必要ですので、ホームページなど既存の媒体に加え、SNSを積極的に活用した、効果的な周知を図っていきます。
また、「かながわ人づくりコラボ」については、部活動の成果発表など、高校生が参加できる場面を設けて、次代を担う若者が参加しやすいプログラムを検討します。
さらに、優れた授業を行っている教員の取組や、生徒たちが学校を楽しんでいる様子を発信するなど、教師のやりがいや、学びの楽しさを、県民の皆様に実感いただけるよう工夫を図り、教育に関する機運の更なる醸成に努めてまいります。
川崎 修平議員 再質問:
「かながわ人づくりコラボ」を盛り上げていくためには、これからの神奈川を担っていく若者に訴えかけていくことが必要であります。
若者への周知という意味では、インフルエンサー等を活用した広報を行うことも効果的と考えますが、教育長の見解を伺います。
教育長答弁:
「かながわ人づくりコラボ」を盛り上げるための、若者への周知についてお尋ねがありました。
来年度の「かながわ人づくりコラボ」の実施にあたっては、例えば、ショート動画を、Ⅹ(旧Twitter)やインスタグラムなどのSNSで高校生に発信してもらうといった、新しい手法を検討してまいります。