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12月6日一般質問「県戦没者慰霊堂の活用について」

12月6日令和5年第3回定例会での小林 武史県議による一般質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

 

小林 武史 議員 質問:

今後、県民の皆様が、慰霊堂を訪れる機会が少なくなり、戦争で亡くなられた方々に対する関心が薄れていくのではないか、また、慰霊堂の建物や苑内の管理が行き届かなくなっていくのではないか、という不安の声を聞いている。

令和7年には戦後80年の節目を迎える。私は、これからもご遺族のお気持ちに寄り添い、そして、戦没者追悼と平和希求の思いを、次の世代に継承していくためにも、慰霊堂の維持・管理をしっかりと行うとともに、慰霊堂を活用した取組を進め、こうした不安を払拭していくことが必要ではないかと思う。

そこで、県民共有の財産である県戦没者慰霊堂が将来にわたってご遺族をはじめ県民の皆様の身近な施設であり続けるよう、県としてどのように維持・管理を行い、活用していくのか、見解を伺う。

 

知事 答弁:

県戦没者慰霊堂は、明治以降の戦争の戦没者及び戦災死者5万8千余名の名簿が納められ、今も8月には、県遺族会主催の戦没者追悼式が行われるなど、ご遺族をはじめ私たちにとって、とても大切な施設です。

慰霊堂の苑内は、多くの松やつつじなどに囲まれ、桜の名所としても知られていますが、一部の樹木は 老木化が進み、植栽にも枯れ枝が目立ち始めてきました。

このため、今年はこれまでの樹木等の維持・管理に加え、専門学校に剪定や伐採等の協力を呼び掛けたところ、藤沢市内の日本ガーデンデザイン専門学校からご協力の申し出をいただきました。

先日、若い生徒さんたちが、慰霊堂で黙とうを捧げた後に、剪定・伐採作業を行ってくれたという報告を受け、私は、大変頼もしく思いました。

今後も、県民の皆様のご協力もいただきながら、慰霊堂の適切な維持・管理に取り組んでいきます。

また、県はかつて、慰霊堂で5月に戦没者追悼式を行い、県内各地から多くのご遺族をお招きしていました。春や夏には地域の市民団体による行事が開催されるなど、地元の皆様にも親しまれてきました。

しかし、ご遺族や団体の皆様の高齢化等により、追悼行事の見直しや中止などが続き、県民の皆様が慰霊堂を利用する機会が少なくなってきました。

そこで県では、慰霊堂で戦争体験の「語り部」の話を聞く行事や、学生を対象に戦没者追悼等をテーマにしたワークショップを開催するなど、新たな活用を進めていきます。

さらに、戦後80年の節目となる令和7年度には、慰霊堂を活用して、多くの皆様に参加していただける行事を開催できるよう、県遺族会や地元の市民団体の皆様などとも相談していきます。

県は、戦没者慰霊堂が、将来に渡ってご遺族をはじめ、県民の皆様の追悼と平和愛好のシンボルであり続けるよう、維持管理と活用にしっかりと取り組んでまいります。