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2月20日代表質問「科学技術政策の推進について」

2月20日令和6年第1回定例会での川崎修平県議による代表質問を掲載させていただきます。

以下が内容です。

 

川崎 修平議員 質問:

(1)科学技術政策の推進について

科学技術イノベーションは、地域課題の解決に貢献しつつ、未来社会を切り開く原動力となるため、国の動向を踏まえながら、社会課題・生活ニーズに応えて、成果をいち早く実用化し、県民の目に見える形で社会に還元していくことが重要である。

そこで、地域課題の解決と地域経済の活性化に向けて科学技術政策を推進するため、今後どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

 

知事 答弁:

最先端企業等が集積している本県には、科学技術イノベーションにつながる優れた技術が多く存在しており、地域経済の活性化に向けては、そうした技術を発掘・育成し、社会実装していく取組が必要です。

また、こうした取組を持続可能なものにするためには、国の補助金やファンドといった資金以外に、別の手段でも資金が獲得できるよう、資金調達の多様化に取り組む必要も生じています。

そこで、県内の大学や企業が持つ最先端の技術や知的財産を早期に発掘・育成し、その技術を活用した製品を着実に社会実装に結び付けるため、経験豊富な専門家のサポートやコーディネートを企業等が受けられる仕組みを新たに構築します。

また、県内の科学技術イノベーションの創出に確実につなげるための資金調達手段として、企業版ふるさと納税制度を積極的に活用していくこととしました。

県のホームページで公募をしたところ、約3億円もの多額な寄附の申し出を受けることができましたので、県内企業の共同研究設備に活用していきます。

こうした取組により、新たな科学技術イノベーションの創出を図り、地域課題の解決と地域経済の活性化に取り組んでまいります。