11月29日令和5年第3回定例会での藤代ゆうや県議による代表質問を掲載させていただきます。
以下が内容です。
藤代ゆうや議員 質問:
境川と引地川の整備には、様々な課題や配慮すべき事項があるが、地域の方々は、早期の整備を強く期待している。
そこで、大和市域における境川と引地川の整備について、今後どのように進めていくのか、見解を伺う。
局長 答弁:
県土整備局関係の御質問にお答えします。
大和市域における境川と引地川の整備について、お尋ねがありました。
大和市域における境川と引地川は、未だ整備が必要な区間が多く、全国各地で毎年のように水害が発生している中、早期の整備が望まれています。
境川については、現在、川幅が狭い相鉄線橋梁付近の約1.1キロメートルの区間で重点的に護岸整備を進めており、川幅の拡幅に伴い、今年度から、相鉄橋梁の架替工事に着手しています。
工事着手に先立ち、10月に開催した地元説明会では、工事そのものにはご理解をいただく一方で、騒音や振動、周辺道路の通行規制など、長期に渡る住環境への影響について心配される声があがりました。
県はこうした声を受け止め、今後も進捗状況や施工内容等を丁寧に説明するなど、地域のご理解を頂きながら工事を進め、令和11年度の完成を目指します。
次に、引地川についてですが、平成30年度に藤沢市境の大山橋の架替工事が完了し、現在、川の両側に桜が立ち並ぶ「千本桜地区」を含む1.3キロメートル区間の護岸整備を進めています。
千本桜地区の整備にあたっては、桜を伐採し、川幅の拡幅後に新たな桜を植え直すこととしていますが、地域の皆様と話し合いを重ね、桜並木全体の景観を損ねないよう、桜の成長を見込んで、区間を区切って、川の片側ずつ交互に工事を行います。
今後、工事着手にあたり、地域の皆様に改めて施工手順などを丁寧に説明し、地域のご理解を得ながら整備を進めます。
県は、引き続き、地域の安全安心を確保するため、大和市域の境川と引地川の整備に、しっかりと取り組んでまいります。
私からの答弁は以上です。