神奈川県議会議員  ます晴太郎オフィシャルサイト

実現!茅ヶ崎海岸の竹ず柵1,600m補修新設!

皆さんこんにちは、ます晴太郎です。

 

茅ヶ崎のサイクリングロードで、砂によって安全な通行ができない箇所を現地確認しました。

この箇所は、9月の一般質問で取り上げたもので、市民の皆様が通行するサイクリングロードに砂が堆積してしまう課題解決のために、県に要望したところ、「竹ず柵」の整備を昨年の2倍に当たる1,600mを補修新設していただく事になりました。

設置箇所の確認や侵食されてしまった砂浜、危険箇所を長谷川由美市議と県なぎさ事務所の担当者と自転車で目視をしながら確認しました!

竹ず柵の取り付け工事は来月から順次開始されます。

また、竹ず柵を用いても自然相手なので完全に砂を防ぐことは難しいです。

以前より、サイクリングロードに堆砂した砂をかき出す作業を「砂山トンボさん」がボランティアで活動されています。

砂をかき出すトンボが各所に設置してあり、通行する人が自ら砂の除去をしていただいています。

そういったボランティアの皆様のおかげもあり、サイクリングロードの安全な通行環境が整っています。

本当に感謝です。

 

↓「砂山とんぼ」さんによるボランティア活動と砂かきに使う事ができる「とんぼ」

 

 

神奈川県議会での一般質問概要↓↓

神奈川県議会  令和2年 第三回 定例会  09月23日

質問)茅ヶ崎海岸沿いの国道134号自転車歩行者道の安全な通行環境の確保について伺います。

藤沢市鵠沼海岸から茅ケ崎市柳島までの海岸に沿って整備されている国道134号線は、サイクリングロードとして利用され、さらに、自転車のみならず、散歩やジョギングなど多くの方々に親しまれています。

しかし、茅ヶ崎海岸菱沼地区では、昨年10月の令和元年東日本台風の高波によって砂浜が削られ、サイクリングロードが崩落し、長期間通行止めとなりましたが、復旧工事は当初の予定どおり、今年の7月末に終了いたしました。

菱沼地区では、平成29年10月の台風21号でも、同様に、サイクリングロードが崩落するなど、度々被害が発生しており、この地区は海岸侵食が進み、十分に砂浜の保全が図られていないことが原因の一つであると考えます。

一方、茅ヶ崎海岸中海岸地区では、砂が波によって流されないように大規模な養浜を行って、砂浜が大きく回復し、近年の大きな台風でも、波消し機能を発揮して、サイクリングロードなどの施設被害は発生しておりません。

このため、菱沼地区のような海岸侵食が進んでいる箇所では、砂浜の保全、回復を期待する声が高まっていることや、近年、激甚化している大型台風に備えることも重要であります。

また、施設被害が生じない場合であっても、台風等の強風時には、サイクリングロードに砂が堆積し、自転車の通行に支障となることがあり、また、地元住民からも、砂の除去を望む声が上がっています。

一部の市民の方の中では、砂をかくトンボを設置して、通行する人たちで、自ら路面の砂をかいてくれる方々もいらっしゃいます。

一たび、強風が吹き荒れると、サイクリングロードが完全に砂に埋まってしまい、道路が見えない状態になってしまい、通行は困難となります。

こうしたことから、多くの方々が利用しているサイクリングロードについては、しっかりと安全に通行できる環境を確保していくことが大変重要であると考えます。

そこで、県土整備局長に伺います。

茅ヶ崎海岸沿いの国道134号自転車歩行者道の安全な通行環境の確保について、今後どのように取り組んでいくのか、県土整備局長の見解を伺います。

 

答弁)県土整備局長(上前行男) 県土整備局関係の御質問についてお答えします。

茅ヶ崎海岸沿いの国道134号自転車歩行者道の安全な通行環境の確保についてお尋ねがありました。海岸沿いの自転車歩行者道、いわゆるサイクリングロードの安全な通行環境を確保するためには、砂浜の侵食対策と道路上にたまる砂の対策が必要です。まず、砂浜の侵食対策についてです。

県は、平成23年に相模湾沿岸海岸侵食対策計画を策定し、海岸に砂を供給する養浜を主体とした侵食対策を計画的に進め、沿岸の多くの海岸には砂がつき、養浜の効果が確認されています。その一方で、茅ヶ崎海岸菱沼地区は、計画策定時の想定より波の影響が強く、海岸の侵食が進んでおり、台風などの波でサイクリングロードが度々崩落し、通行できなくなる被害が生じています。

今年度改定する海岸侵食対策計画については、現在、各海岸の砂浜の回復や侵食の状況などをまとめていますが、侵食が進む菱沼海岸については、今回の計画改定で養浜量を増やすなどの見直しを行い、侵食対策を強化します。次に、道路上にたまる砂の対策についてです。県は、海からの風等で砂がたまるのを防ぐため、道路沿いに竹を編んだ柵、いわゆる竹ず柵を整備するとともに、週2回パトロールを実施し、たまった砂の除去を行っています。

茅ヶ崎海岸における竹ず柵の整備については、台風等で傷んだところを補修する箇所と、新たに設置する箇所を合わせると、今年度は昨年度の約2倍に当たる1,600メートルの整備を予定しています。また、地域のボランティアの方々が、自ら率先して砂の除去活動に取り組んでいただいており、県は活動に必要な道具を増やすなどの支援を行っています。

県としては、今後とも、竹ず柵の整備などを精力的に進めるとともに、砂の除去については、ボランティアの方々との連携を大切にしていきます。

県は、引き続き、茅ヶ崎海岸沿いの国道134号自転車歩行者道の安全な通行環境の確保に向けて、しっかりと取り組んでまいります。答弁は以上です。

 


竹ず柵の修復整備が進みます。

今後、しっかりと整備が進んでいくのか。

現地確認を含めて追っていきたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

神奈川県議会議員  ます 晴太郎